2015年10月4日日曜日

リサーチ・ペーパーに向けての中間発表会に初めて参加して

昨日(2015年10月3日)に所属する研究科の修士課程2年生による中間発表会に参加しました。この研究科では修士論文ではなく「リサーチ・ペーパー」を提出するのですが、そういう名前になっているのは、言語教育を専門とする院生が開発した教材を提出することもあることを考慮してのことのようです。

総勢31名で、3部に分かれ、ポスターセッション方式での発表。とりあえず、自分が副査をしている院生を中心に、それぞれの部で、2〜3本ずつ発表を聞きました。
多種多様なテーマ、そして、進捗状況も相当のバラツキがありました。

まとまりはなくとも、苦しみながら非常に熱心に取り組んでいて好感の持てるものがある一方で、いろいろなツールを駆使しているので一見形は整っているように見えるのだが中身が薄いというのもありました。ぱっと見は、後者の方がよさそうに見えるのですが、ちょっと話を聞けばすぐにわかります。

教員のコメントに熱心に耳を傾ける人が大半なのですが、中には、「あ、わかってるんですけど、それはいれてません。」と、なんだかなあ、という反応をする人もいて、出来以前の問題かな、と思いました。ただ、それは指導をするわれわれ教員の責任が大きいので、反省しなければならないな、と思いました。

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