2017年3月17日金曜日

言語資源活用ワークショップでポスター発表しました。

今年度最後の研究発表。
言語資源活用ワークショップ(国立国語研究所、3月7日〜8日)で
ポスター発表をしました。タイトルは、

『現代日本語書き言葉均衡コーパス』に
対する節の意味分類情報アノテーション
-基準策定、仕様書作成の必要性について-

というもので、松本理美(立命館大学大学院生)さん、
浅原正幸さん(国立国語研究所准教授)との共同発表でした。
内容はこちらを参照ください。

松本さんは、私のゼミ生で、2017年3月、言語教育情報研究科
修士課程修了です。
 この発表は、『現代日本語書き言葉均衡コーパス』に対し、
人手による節境界アノテーション・節の意味分類タグ付け作業をした
結果出てきた問題点を整理したものです。
 節認定・タグ付け箇所・意味分類のいずれにも判断の揺れが生じる
ことを許容したうえで、人手による作業だからこそ可能となる判断の
許容範囲の探求を試み、作業者間、あるいは解析器と人間の間に生じた
齟齬の分析により技術的、理論的な問題を明らかにすること目的と
しました。
 と、いいながらも、浅原さんの的確な指導に応えた松本さんの功績が
大きく、私は、名ばかりの第三著者でした。
 ポスター会場で、自然言語処理の研究者のお一人から、「非常に
おもしろい、もっと詳しく知りたい、こういう内容こそ言語処理学会で
発表するべきだ」みたいなことを言われ、松本さんと思わずガッツポーズ
をしました。
 




2017年3月13日月曜日

ホーチミン市師範大学で、日本語の助詞に関して特別講義を行いました。

3月3日にホーチミン市師範大学の日本語学部で特別講義を行いました。
うちの院生が教育実習でお世話になっているので、その感謝の気持ちを込めて。
テーマは

日本語の助詞について学ぼう

受講生は日本語学部の3年生、約80名。
日本語のレベルはN3。N2を目指して勉強しているという学生たちです。
日本語文法の話をしてください、という要望があり、
また、ベトナム人日本語学習者にとって、助詞は難関、
という話も聞いていたので、このテーマを選びました。

結構、専門的な話をしたのですが、
特に前から3列目ぐらいまでの学生の反応のいいこと。
思わず力が入りました。
(当日配布したハンドアウトはこちら






2017年3月6日月曜日

ベトナムで行われたICAL2016で発表しました。

2016年12月15日に、ベトナム・ホーチミン市にある
Nguyen Tat Thanh Universityで開催された第1回

International Conference on Asian Linguistics

にて、研究発表を行いました。発表のタイトルは、

Temporal and modal functions of conditionals in the Kyushu dialects in Japanese

です。ハンドアウトはこちらに置いています。

意外と日本からの参加者や日本語に関する発表が多く、驚きました。
そして、開催校の大学の献身的な働きぶりに、本当に頭が下がりました。
一日目の夜のディナーは船上で。大いに盛り上がりました。




2017年3月5日日曜日

日本言語学会第153回大会のシンポジウムで発表しました。

2016年12月4日、日本言語学会第153回大会のシンポジウム

「方言研究から言語研究へ」

にパネリストの一人として登壇し、

「条件文の時制とモダリティの意味論ー方言条件形式「ぎー」をめぐって―」

というタイトルで話題提供しました。
このシンポジウム、私以外の3人は、30代から40代前半の新進気鋭の若手研究者。
いや、もう、緊張しました。(メンバーこちら

佐賀を中心に九州の一部地域にのみ現れる条件形式「ギー」について
2009年頃から調べてきたことの一部を報告しました。
(内容はこちら
誘導推論が鍵だと思ったんですが、どうでしょうね。