2019年2月24日日曜日

『鹿児島県甑島方言からみる文法の諸相』が出版されました

鹿児島県甑島方言からみる文法の諸相
窪薗晴夫/木部暢子/高木千恵[編]くろしお出版 2019年
が、出版されました。
http://www.9640.jp/book_view/?786

この本に、岩田さん、江口さんと共著での論文が収められています。

「甑島里方言の条件表現」
有田節子・岩田美穂・江口正

岩田さんのおかげで、甑島での調査が実現し、幸運にも出版の機会を得ました。
方言を扱った初めての論文です。
これを機に、現在調査・分析しているものも論文としてまとめたいと思っています。

2019年2月23日土曜日

別府大学の第6回日本語教育講演会で講演しました

別府駅前にて
2019年2月16日に別府大学で講演を行いました。
講演タイトルは 「日本語の階層構造を意識した日本語文法教育を考える」
https://www.beppu-u.ac.jp/event/2018/12/006722.php
別府大学日本語教育研究センター・別府大学教養英語科目担当教員グループの先生方が主催され、日本語教育研究センター長の松田美香先生にお招きいただきました。

当日は、学長先生のご挨拶もあり、ちょっと緊張しましたが、別府大学の先生方の温かいおもてなしのおかげで、リラックスした雰囲気で話ができました。

名物のとり天
やさしいだけじゃない日本語 と、ちょっと挑戦的な副題をつけた講演で、果たして、反応はどうだったんだろう、とヒヤヒヤしていましたが、後日、松田先生が送ってくださったアンケートの記述を見ますと、「難しかった」という言葉がある一方で、「必要なこと」「これからは階層構造についても勉強しようと思う」というような感想が多く寄せられ、安堵しました。

温泉と名物のとり天も味わうことができ、大満足の旅でした。